DKNY

ファッションデザイナーのアン・クライン(Anne Klein)による企業―アン・クライン社(Anne Klein and Co)―で補助デザイナーとして仕事をしていたダナ・キャランが、この会社を買収した滝富夫という人物からの支援を背後に、西暦1984年に独立して自らのブランド―ダナ・キャラン―を立ち上げた。
そして自らの名を冠したこのブランドを引っ提げてその生誕の地―ニューヨークのコレクションに参戦するなどしていたところで、翌1985年―のちの夫と協力してダナ・キャラン・ニューヨークを開くのである。
ここに産声を上げたDKNYは、実にすぐさま人気を獲得したのかあるいはいずれの理由があったにしても、とにかく発起のその初年度から大いに売り上げを伸ばし、瞬く間の成功を収めるとともに、その名を広く知らしめた。
1992年には、ダナ自身がその夫に着用させることを想定したものであるという、『DKNYメン(DKNY Men)』と名付けた男性向けのブランドを発起。
そしてDKNYジーンズ(DKNY Jeans)、DKNYアクティブ(DKNY Active)、DKNYアンダーウェア(DKNY Underwear)、DKNYジュニアズ(DKNY Juniors)、DKNYキッズ(DKNY Kids)、DKNYベイビー(DKNY Baby)などなど、その名を冠した数多の枝ブランド群を生成していった。 そのアイテム―タイツを身に着けた女性。このような個体へのフィットもしっかり想定する優しさを持ったブランドである。
その誕生からおおよそ10年の時を経た1996年にベンチャーとして株式を公開し、更にそれからおおよそ5年後の2001年をもって、フランスのLVMH―かのルイ・ヴィトンで有名な―からの買収を受けて今に至っている。
本部をマンハッタン@ニューヨークのセブンス・アベニューという通りに置く―そんなダナ・キャラン・ニューヨークは、1997年に英国はロンドンに専門店を開き、更にその2年後に故地ニューヨークに専門店を開いた。
かくして21世紀に入って以降も―その愛用者らからの庇護を受けつつその名を世に知らしめ続け、今にあっては『ファッションの都』と呼ばれる数多の都市を含んだ世界各国の街に80の専門店を置いている。

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